おっぺ家は、埼玉のいなかの方にある一戸建てです。
いなかではありますが、区画整理された住宅街の中にあります。
そんなおっぺ家に、やっかいなお客さんがやってきました
コウモリ です
日本で一番よく見られる
アブラコウモリ だと思います。
体長5cmほどの小さいコウモリで、 重さは10g くらいだそうです。
キャンプ場でも、暖かい時期には、見られると思います。
捕獲したアブラコウモリ2匹です。
どこにいたかと言うと・・・ 家の中にこんな換気扇ありませんか???
換気扇のカバーを外すと、こうもりの う○ち がいっぱい 溜まってます
換気扇の羽を外し、中を見ると・・・
2匹が、気持ちよさそうに寝ていました
たぶん、冬眠中・・・
虫かごに移しても、あくび?をして、のび?をするだけで、丸まったまま動きません
おっぺ家の辺りは、暖かい時期、たくさんのコウモリが飛んでいます。ほんとうにいっぱい!!
昼間は、どこかの家の屋根裏で寝て居るんだろうな~って思ってました・・・
が、うちにも居たんですね~
時々、誰もいないところから、 カサカサ・・・・ゴソッ・・・ と音がすることがありました。
最初は、どこから聞こえているのかわからず・・・
なに? 心霊現象???
でも、すぐに静かになって、また、忘れた頃に カサカサ・・・・ゴソッ・・・ みたいな感じで
ねずみの足音とは違うし、蛇のようなズリズリと這いずりまわる音ではないし、でも生きものみたいな感じだし・・・
しばらくは、音の正体がわからなかったのですが、 見つけましたよ
換気扇の下に、黒い細長い紡錘形のものを・・・ そう、 う○ち
生きものがいると確信し、換気扇を外して、恐怖の確認作業となりました!!
もちろん、おっぺパパがやってくれました
手袋をはめ、恐る恐る、取り出してみると、すごいかわいい顔!!
小さい黒い目に、大きな口、耳も三角でちょこっとついてます。
ちいさい指を思い切り広げたり、体は、灰色がかったふわふわの毛で覆われていました
とても小さくて、手のひらの中で、すやすやと眠っていると、コウモリ とは思えません!!
外に逃がそうと思ったのですが、何しろ冬眠中で、全く飛んでいく気配なし
どうしよう
アブラコウモリは、蚊や蛾、ゴキブリといった虫を餌としている益獣で、鳥獣保護法という法律により無許可での殺処理が禁止います。
勝手に捕まえて、飼育するのも禁止されています。
ダニ、う○ちの中の菌類、感染症の問題などもあり、衛生面の問題もあります。
どうにかして、飛んで行って欲しいけど、この時期はかわいそうかな・・・
冬眠中だったのに、申し訳ないことしたな・・・
でもね、おっぺ家にも事情があるんだよ
わかっておくれ、コウモリ達・・・
なんとか、方法を考えるからね。
今は、虫かごの中で、新聞紙の布団の中ですやすやと眠っています。
・・・そして今も、たくさんのコウモリ達が、どこかの家で冬眠中です・・・